モレスキンは思考の手帳 その1
モレスキンという手帳&ノートをご存知でしょうか。
○モレスキン
○モレスキナリー
○ピカソ、ゴッホも愛した少し高貴なノート「モレスキン」の魅力
独特のつくりと風合いをもち、“世界中に愛用者がいる伝説のノートブック”といわれています。
そして、私もその中の一人ですが、なぜかiPhoneユーザーにはモレスキン手帳&ノートの愛好者が多いとのこと。
というか、モレスキンは100年以上もの歴史のある製品ですから、正しくは、モレスキンの愛好者の中にiPhoneのユーザーが多いということでしょうか。
順序はさておき、ユーザー層がかぶっているということは、両者の層性には共通点が多いということですね。
それはどんなことでしょうか。私の勝手な解釈を披露させていただきます。
モレスキンにはいろんな大きさや形のものがありますが、以下は、私の愛用する「モレスキンポケット」と「iPhone」の共通点です。
<サイズ>紙とデジタルという対極に位置するものどうしなのに、その大きさは共に掌の中に入るサイズで、もちろん、シャツや上着のポケットにも入るので超便利!
<色>初代iPhoneは黒色でした。モレスキンはその登場以来、現在もなお黒ー筋です。大人!(すいません、うっかりしておりました、最近のモレスキンポケットには赤もありますね)
<形状>共に長方形で、かたちも厚さも似ています。
<情報を記録する道具である>当然のことですが、共に言葉やイメージを目に見えるかたち(文字や図画)にして定着させ、思いや意思を相手に伝え、後日に残すことに使われています。
<カスタマイズ性・拡張性>モレスキンユーザーの多くは、愛着心の証を示すかのように、モレスキンに色々手を加えて使っています。iPhoneユーザーは、自分の用途や趣味に合わせ、数多くのアプリを組み合わせ、連携させて使っています。
<手書き感・ぬくもり感>iPhoneがそれまでの他のデジタル機器と一線を画しているのは、手に持って指で操作する、という点です。紙の手帳を模した仕掛けで、まさにこの点がiPhoneの爆発的なヒットを生み出した最大の要因だと、私は思っています。やっぱ、手書きは心にしみます。
<長期間使用に耐える>共に、使えば使うほど味わいが出てきます。使うこと、持っていることに愛着やプライドがもてる。いつまでも飽きがこないどころか、ますます愛が深くなる… 嗚呼…
一言でいえば、眺めているだけでワクワクさせてくれるようなものどうし、ということです。
何だかいいことが起こりそうな、いい文章を書けそうな、いい人生を送れそうなワクワクとドキドキを与えてくれる何かが、モレスキンにもiPhoneにもあると。
私のはなはだ勝手な見解ですが、このような共通点のあることが、モレスキンユーザーがiPhoneユーザーとかぶっている理由ではないかと思っています。
違うのは、歴史と文化、そして値段くらい。もちろん歴史と文化の違いは大きいですが、モレスキンとiPhoneはそれらを超えた太い絆でつながっており、本質的には似た者どうしということではないでしょうか。
両者の愛好者がダブるのは極めて当然のことと思います。
そうは言っても、紙とデジタルの違いは大きいし質も違う、といわれる方もいらっしゃるでしょう。当然です、実際、歴史や背景が違うのですから。
しかし、私は、そういった違いよりも、共通点の多さの方に魅力と愛着を感じています。
あなたはいかがでしょうか。
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