なぜブログを書くのでしょうか その2
好きでもないブログ(文章、日報、レポート、手紙、挨拶文、督促状…)を書いている、いや正確には書かされているという方がけっこういらっしゃいます。
「仕事でたまたま担当になって」「だれも書く人がいなくて」「生活のため仕方なく」
と、状況は様々でしょうが、できることならこんなことはしたくない、という思い…。
「もう書きたくない」と思い始めると、どんどん深みにはまっていきます。書くことへの思い入れと現実に要求されていることのギャップの大きさ。純粋で繊細な方ほど悩みは大きくなりますね。
それほど純粋ではない私ですら、何度もありました。辛いですね、こんな時は。
プロのライターや作家でも、そういった状態になることがあるようです。いったん落ち込んだら素人もプロも同じです。
なぜなら、どんな人でも「書く」という行為は、心の深いところで自分の生き方や主義、プライドなどといったややっこしいものとつながっているからだと思います。
とにかく、悩みだしたら道は2つしかありません。やめるか、それとも、続けるか。
私は、自分は凡人でスーパーマンではない、できないものはできないのだ、と自分に言い聞かせてきました。要は、開き直りです。
解決できない問題が山ほどあるのが世の中です。ですので、本当に書けないと思ったら書くことをやめてもよいのです。
ただ、やめるにもいろいろあり、人によっては「永遠に」となることもあるかも知れませんが、ほとんどの方は「一時的」で、すぐにまた書きたくなってくるはず。
だから、やめる・やめないは、どちらでもいいのです。自分の気持ちに任せればよいと思います。世の中は物を書かなくても生きてゆけるのですから。
私は「一時的にやめる」ことを何度も繰り返して今日まできました。もうやめたと叫んでも、何日かたつとまた何かのメモをセコセコ書いています。
これでいいの?といつも自問自答しているのですが、これが私のパターンです。
そうはいっても、何とかこの場を切り抜けたい、とりあえず目の前の山は登りたい、川も渡りたいというのが人情ですね。
次回は、私がアイディア切れやエネルギー不足になった時に神だのみにしている方法をいくつかあげてみます。(続く)
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