ロハスな日々、文房具、Android

フォルクローレのふるさとは南米、アンデス地方

アンデス地方

南米(南アメリカ)は日本から見てほぼ地球の裏っかわ

ということは、日本からは一番遠いところにある地域で、凡人の私にはほぼ非日常の世界。

私の南米のイメージは、南北に連なる長大なアンデス山脈とアマゾンの奥深き熱帯雨林の秘境、伝説と神秘の古代文明の遺跡、サンバにサルサ、ランバダ、タンゴなど熱狂的なダンス音楽…

 

南米大陸イメージ

 

こうやってみると、南米大陸はほんとに個性にあふれた異次元の世界で、体の芯からビビってきました。やはり小心者で怖がりの私は探検家になれそうもない… 当たり前!

しかし、その一方で、青年は荒野をめざす(五木寛之)に目覚め、聖なる柩を求めて突き進むインディ・ジョーンズ(Sスピルバーグ&Jルーカス)に胸を踊らせ、遠い世界に(五つの赤い風船)を口ずさんでいたもう一人の私がいたのです。
そうだ、旅に出よう!
と故郷を出て数十年、そしてたどり着いたのがアンデスの音楽「フォルクローレ」でした。

 

なぜフォルクローレだったのか、
その理由は今後思いつくままに少しずつ記していこうと思います。

 

アンデス文明イメージ

アンデスってこんな場所

その前に、私が興味をもったアンデス地方に関して、これまでで知り得た豆情報をざっくりと。
※間違っていたら即直しますので優しく教えてくださいね。

 

◆「アンデス」とはアンデス山脈とその周辺の国・地域のこと

具体的には、アンデス山脈に接している国・地域であるベネズエラ、コロンビア、エクアドル、ペルー、ボリビア、アルゼンチン、チリの7カ国。
アンデス地方は標高6,000m超の高峰が20個以上立ち並ぶ超絶山岳地帯、都市部でも3,500〜4,500m級の高度にあるので気管支や肺の弱い人にはちょっと厳しい地域かも。

 

◆「ラテンアメリカ」とは

北米メキシコ以南から南米チリまでのエリアの総称。もともとラテンとはイタリア、フランス、スペインなどラテン語を話す民族が住む地域のこと。「ラテン+アメリカ」は、この地域一帯がスペインやポルトガルの植民地だったから。

 

◆「南米」と「中南米」の違い

日本では通常、南米は南アメリカ、中南米は南米にメキシコやキューパ、カリブ海諸国などを加えた地域のことをさす。
ただ、メキシコは北米か中米かなど、実は国や地域、政治によって区分にもいろいろあるみたい。

 

◆「ネイティブ・アメリカン」「インディオ」「インディヘナ」

ネイティブ・アメリカンというと最近は北米の先住民をさしますが、南米もアメリカなので先住民も同じくネイティブ・アメリカン? それともインディオ? インディヘナ?
歴史、政治、人種問題などが絡んでいそうで難しい…

 

マチュピチュ遺跡

マチュピチュ遺跡

 

◆アンデスはフォルクローレで有名な地域

南米では個性的な民俗音楽が各地にありますが、その中でも特にフォルクローレの郷として知られるのが、ペルー、ボリビア、アルゼンチンの3国。

●ペルー

・スペインから1821年に独立、面積128.5万平方キロ、人口3,300万人、首都リマ
・古代文明発祥の地
・ナスカの地上絵など不思議な遺跡が多々
・インカ帝国(地元ケチュア語でタワンティン・スウユ/現在のペルー、ボリビア、エクアドルの一帯/首都クスコ)の中心地だった。
・世界遺産 マチュピチュ(標高2,500mの天空都市、インカ帝国の都市遺跡)、クスコ
・チチカカ湖(ペルー南部)

●ボリビア

・スペインから1826年に独立、面積110万平方キロ、人口1,170万人、首都スクレ/ラパス。1967年チェゲバラ戦死のニュースも今は昔。鉱物資源に恵まれているが未だ開発途上。
・フォルクローレで知られるコチャバンバは主要都市の一つ、ボリビアとペルーは社会環境や文化的状況はほぼ同じといわれている。
・チチカカ湖(ボリビア西部)、ウユニ塩湖

アルゼンチン

・南米ではブラジルに次ぐ第2の面積276万平方キロ、人口3,800万人、首都ブエノスアイレス、サッカー強国
・北西部がフォルクローレの郷、「花祭り」はアルゼンチンフォルクローレの代表曲。
・アタウアルパ・ユパンキ、メルセデス・ソーサ、ウニャ・ラモス、グラシェラ・スサーナなど、世界的に有名なミュージシャン多し。

 

サンポーニャ
フォルクローレの背景にはこんなに多彩な歴史や文化、人々の暮らしなどがいっぱいあることを改めて実感しました。これらのすべてがどこかでフォルクローレと繋がっていると思うと、何だかワクワクしてきませんか?
一つでも気になることがあったらぜひあなたもフォルクローレをBGMに、アンデスの冒険の旅へ~

 

広告

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (2)

  1. お帰りなさい。陰ながら応援させていただきます。

    • ありがとうございます
      どこまで続けられるかわかりませんが、少なくとも楽器を弾けるうちは…
      と思ってます
      不定期ですが、ときどき更新しますので、これからもよろしくね

コメントは利用できません。

過去の記事