iPhoneのアプリ選び、私の基準は…
初めはとにかく無料が魅力だった
iPhoneを使い初めたころ、私のアプリ選びの最大のキーワード(基準)は「無料」でした。
iPhoneが発売されて間もないころで、当然といえば当然のことでしたが、先達たちのアドバイスや入門書では「無料だから気軽に使えば…」という論調が多かったからです。
もちろん、今でも無料かどうかはインストール&試用を決心する判断材料の一つではありますが、使っているうちに、いつの間にか価格は気にならなくなりました。
これは、私の使いたいビジネス系の文章作成・管理アプリは無料~600円といった低価格帯が多く、機能面でもほぼ満足できているからだと思います。
《無料アプリにご注意》
ちょっと余談。無料アプリには広告が入っているものとそうでないものがあります。バックグランドで個人情報を盗んでいるといわれるアプリがあったり、広告がiPhoneの電池の減りを早くしていると指摘されてたりしますので、要ご注意!
最近のアプリ選びの基準
そんな私の最近のアプリ選びの基準は…
- 第1位「反応の速さ(キビキビ感)」
- 第2位「使いやすさ」
- 第3位「デザイン(アイコン、インターフェース)」
- 第4位「連携力」
- 第5位「機能性」
- 第6位「価格」
という順です。
いま気づいたこと
上記を書き出してみて気づいたのは、次のようなことでした。
まず、1~4位は、すべて「快適さ」「心地よさ」といったことにつながっている言葉です。
iPhone自体(ハード)がもっている独特の感触の良さを、具体的な用途の面でも強く感じさせてくれるアプリが好きになった、ということです。
iPhoneは非常にフィジカルなデバイス(機器)です。快適や心地といった人間の本能に訴えかけてきます。
次に、第1位の「反応の速さ(キビキビ感)」のレベルは、私の中では断トツに1位だということ。
どんなに使いやすくても、どんなにかっこよくフレンドリーなデザインでも、どんなに連携力があっても、高機能であっても、安くても、たとえ無料であっても、そのアプリにキビキビ感がないと、次第に使わなくなってしまいました。
ほんとに贅沢で申し訳ない話ですが、いったん「キビキビ感がない」と感じたら、85円であろうが600円であろうがiPhone・iPadからはずしています。(※一方で、削除しようかどうかいつまでも迷っているものはなぜか無料アプリが多いのも事実ですが)
これって、私が短気だからかなあ。
最近よく使っているiPhoneのキビキビアプリ例…上の写真、左から
-
DraftPad 無料のメモアプリ/連携力がピカイチ
- Simplenote 無料のメモアプリ/Evernote並みの使い勝手
- Sparrow メーラー/Twitterアプリの感触
- Sylfeed RSSリーダー/多機能だけどキビキビ
- Launch+ ランチャーアプリ/超便利
- Quicka 統合検索アプリ、超便利
次に注目なのが、第4位の「連携力」。これは3年前にiPhoneを買った当初、まったく考えもしなかった要素です。
それまで10年以上にわたって使ってきたパソコンソフト群には、互いに連携して一つの目的のために使うようなソフトはほとんどありませんでした。機能も使い心地も、そのソフト自体でハイレベルに完成されていることが、素晴らしいソフトの条件だったように思います。
「連携力」は、この1、2年で見えてきた「クラウド」と結びついている言葉です。クラウドサーバーという存在があるからこそ、連携が実現できているんですね。
連携して使うことで、まったく新しい世界が開けたように感じるときがあります。
第1位の「反応の速さ」は、連携して使うために欠かせない要素かも知れません。個々のアプリはシンプルで動きが速いため合わせて使っても速さは変わらないだけでなく、連携によって新しい効果や可能性が生まれているように感じます。
面白いです。いろんなアプリを組み合わせて使うことの面白さ。
個々のアプリの作者が思っていない使い方をユーザーがしていることだって、ありえます。
iPhone・iPadの魅力にとりつかれた人はどうなるか…
こんなに多様で、変化に富み、工夫次第で新しいこともできそうな気にさせるiPhoneとiPad。いったんこの魅力に取り込まれてしまうと、そう簡単には抜け出せません。言葉は悪いけど、蟻地獄ゥッ!
なぜ、抜け出せなくなるのか。
それは、iPhoneとiPad(のアプリ)を使うこと自体が、非常に快適で楽しいことだからです。どれくらい楽しいかというと、1週間くらい仕事をしないで徹夜をしても平気なくらい。(あと10歳ほど若ければね)
あなたの蟻地獄度はいかがですか?
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