祝・SimpIenote復活、そして新たな旅の始まり…
Simplenoteの調子がおかしかったのは、どうやら3/31 のアップデートが原因だったみたい。
4/11 に再度バージョンアップ(v3.2.1)が行われ、以前のようにキビキビ動くようになりました。(なぜかChromeブラウザでWeb版にログインしたときだけは直っていませんが、とりあえず他の方法で使えるので実用上は支障なし)
バージョンアップしてアプリの調子がおかしくなるケースって、これまでもけっこうありましたが、今回は修正されるまで非常に長く感じました。
(英語に強ければ良いのですが…)やはり日本語化されていないアプリやサービスだと不安を感じてしまいます。
ということでひと息をついたのですが、正直なところ、ちょっとSimplenoteに対するノリが失われたのも事実です。
無料サービスだから根本的なところで諦めている(=信用していない)、というわけでもないのですが…
じつは、Simplenoteが病気のあいだ、これまであまり使っていなかったメモアプリを真剣にさわってみました。
その中で関心が強くなったというか、興味を新たにしたメモアプリが2つあります。
一つはDraft Pad(無料)、もう一つはTextforce (250円)で、ともに「iPhoneメモアプリの使い方、私の場合 その3」で名前をあげているアプリです。
それぞれ個性的&多機能なアプリで、詳しくはもう少し使い込んでから感想など記したいと思いますが、ここではとりあえず簡単に概要を記しておきます。
外観に反して超多機能なメモアプリ Draft Pad
超シンプルで超多機能、というとワケがわかりませんが、どなたも使ってみればすぐに納得していただけるのではないかと。
このアプリの特長は、文字入力に特化している潔さと、他アプリ・サービスとの連携機能にあります。
とにかく、見た目はすっきり、シンプルそのものなんですが、実ににくたらしいことに、これは素人をあざむくプロの技でできている凄アプリです。
編集画面は上部にメニューボタンがたった2つしかありません。しかし、入力した文字列を自動保存する、文字の大きさを5段階に変える、文章の変更履歴をとる、テキストデータで保存するなど、メモアプリとして必要な機能はすべてそろっています。
さらに驚かされるのが、URLスキームを利用した他アプリ・サービスとの連携機能。
URLスキームというと何やら難しそうですが、実際にはインストールボタンを押す、あるいは文字列をコピー&ペーストするだけでセットできますので、それほど必配することはありません。
といっても、私も最初はこれらの言葉や作業にビビってしまい、何となく敬遠していましたからエラそうなことは言えませんが。
URLスキームによっていったい何ができるのかというと、編集画面に入力した文字列や文章を、ブラウザやメーラー、カレンダー、Google 検索、辞書アプリ、ツイッターやFacebookアプリ 、(Textforceなどの)他のメモアプリなどの必要な個所へ一瞬で渡せる(=帖りつけられる)ようになるのです。連携先のアプリの数も半端じゃありません。無料だというのに。
さらに、iCIoud経由でiPhoneとiPadにあるDraft Padどうしが一瞬で同期します。これがまたけっこう気持ちがいい動きで。あまりに凄すぎて、改めてビビっております。
残念ですが、これ以上は話が長くなりますのでまたの機会に。
Dropboxと直結しているテキストエディタ Textforce
このアプリの最大の特長は、Dropboxに直結していて、テキストデータを直接編集できるという点です。
つまり、iPhone、 iPad 、Windows、Macで同じテキストデータを使い回せるということですね。iPhoneで作った文章をWinやMacのオフィスソフトやサイト制作ソフトに読み込んで使うことが簡単にできることになります。
こちらはDraft Padに比べるとイメージしやすいと思いますが、どのデバイスにおいても同じテキストファイルを直接編集できる手軽さは、まさに快適そのものです。
(iPhoneとiPadは同じTextforceというアプリで、WinとMacはそれぞれ標準のメモ帳などで編集します)
クラウドサービスのDropboxを使うことが前提になりますが、テキストデータならDropboxは無料登録で使える2GB~で十分(最大20GBまで使う猛者もいるそうです)。250円でiPhoneとiPadの両方で使えるのだから、けっこうお値打ち。
Textforce – Dropbox text editing
Draft PadとTextforceの凄さと快適さを知ってからは、Simplenoteの影がやや薄くなったように感じるのは気のせいでしょうか。
ただし、Simplenoteの有料版にはDropbox同期やメールからの受信機能などの便利な機能があるようなので、本気に使いこなそうと思ったらじっくり考えた方がいいかも。
いずれにしてもメモアプリの奥は深く、まだまだ知らないことが多くありそう…
iPhone、iPadのアプリ探しの私の旅はまだ始まったばかりです。
最後に一言。
これからのiPhoneアプリは“クラウド”と“連携”機能をはずせないと思います。
連携といっても、データを一方的に転送するだけのものから、相互にデータをやりとりできるものまであるので注意が必要です。
Simplenoteがちょっとおかしい!?
iPhoneメモアプリの使い方、私の場合 その1
iPhoneメモアプリの使い方、私の場合 その3
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