熱をもって熱を制す!-ロンドン・オリンピック
ロンドン・オリンピック、サッカー男子 日本対スペイン戦で大金星
素直に喜びたい!
負けて当然・運がよければ引き分け、と言われていた初戦でしたが、日本チームは予想を大きく裏切る大金星をあげてくれました。
試合の展開も、多少ボールの支配率は低かったものの、シュートの数やパス回しの面では、冷静に見ていれば”互角以上”。名実ともに日本が勝利した試合。
印象に残ったのは、大津祐樹(ゆうき)選手のシュートとともに、最後まで走りまくっていた永井謙佑(けんすけ)選手の姿。地元グランパスの選手であることを抜きにしても、たくましい平成生まれの若者たちの熱血魂に心から感動しちゃいました。
スペインチームは予想外に焦りまくっており、攻めあぐねているように見えましたね。
敵陣に入ってはくるものの、肝心のところで日本のディフェンス陣にうまくかわされっぱなし。
幸運だっただけでなく、トータルで日本チームが一枚上手だったということではないでしょうか。
一昔前、日本チームが大きな試合で弱かったのは、国際舞台の経験がほとんどなく、主に駆け引き的な部分で要領をえてなかっただけです。
1993年のJリーグ発足以来、ほぼ20年間の努力の結果、ようやくサッカー先進国と対等の感覚で試合ができるようになった、ということです。
体格や体力だけでなく、間合いのとり方、スピード感、そして緻密な作戦など、考えてみれば、団体競技はすべて日本人の得意な分野なように思います。
おまけに、「謙虚さを忘れず、必死に努力を続ければ結果を出せる」という教えは、スポーツ選手だけでなく、私たち一般市民にも大きな希望と勇気を与えてくれます。
これがスポーツのいとこですね。
なでしこに続く日本サッカー男子の活躍で、オリンピックはまだ開会式の前ですが、早くも異常な盛り上がり… 涙でむせぶやら、ビールがすすむやら、汗だらけになるやら…
熱をもって熱を制す
熱中、熱血、熱心、熱き思いで、熱波に勝とう!
灼熱の夏を乗り切るには、もってこいのロンドンオリンピックになりそうです。
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