ローバー・ミニのミニアルバム
2カ月ちょい前、2月の寒風が吹く日でしたが、仕事で「ローバー・ミニ 40周年モデル」を間近に見せていただく機会がありました。
オーナーのKさんにお許しをいただき、当記事と「お気に入り写真」で、ミニをご紹介させていただきます。
購入して13年目だそうですが、いまなおピカピカに輝いているミニ。
Kさんがいかに大切にされているかがわかります。
開発時のコンセプトは「実用的な大衆車」だった
ローバー・ミニ(クラシック・ミニ)はすでに製造が中止となっているイギリスの名車で、現在、BMWから発売されているミニ(BMWミニ、ニューミニ)とはまったく異なるつくりのコンパクトカーです。
開発元はイギリスのBMC(ブリティッシュ・モーター・コーポレーション)で、発売されたのが1959年(昭和34年)。
ミニは「横置きエンジン(Aシリーズ4気筒エンジン)、FF(前輪駆動)、経済的な4人乗り小型車」という、当時としては画期的なコンセプトをもち、かつ極めて実用的な大衆車を目指してつくられたそうです。
40年間にわたって生産販売され、世界の小型車の原型となったといわれる、ミニ。
でも、そんなことよりも、ミニの最大の魅力は名前の通り、見た目のかわいさ。
ほんとうのコンセプトは「キュート」、ですよね。
実際には見た目とはちがい、けっこう男っぽい面もありますが。
かわいくて気品があり 懐かしいけどスポーティ
これは私が勝手につけたキャッチフレーズですが、真っ赤なボディに白のストライプが2本入ったデザインは、まさにブリティッシュの香りがして、かっこいい。
「1分の1のプラモデル」といわれているというKさんのお話を聞いて、さらに「ハンドメード」「カスタマイズカー」などもコンセプトに加えたくなりました。
メカ好きな方もファッション好きな方も、
だれもが一瞬にして心を奪われてしまう車であることに間違いはありません。
ヘッドライト、スモールランプ、ウインカー、バンパー、フェンダー、タイヤ、ホイール、ハンドル、サスペンション、プラグ、ドアロック、窓の開閉装置、メーター類、内装…
Kさんもあらゆる個所をお好みのパーツに取り替えていらっしゃいました。
トランスミッションはマニュアル、排気音もなかなかの迫力。
高速道ではスポーツ車並みの走行が楽しめそう。
カラフルで スタイリッシュで おもちゃのようなコンパクトカー
後ろ姿もキュート…
さすが外車、ステッカーも
サマになります
残念ながら、このかわいい名車はもうつくられていません。しかし、ミニの中古車販売店は各地にあり、今はメンテナンスも心配なさそうですから、この機会にあなたも1台いかがでしょうか?
Kさんは同好会に入っておられ、ツーリングでは全国の仲間とミニの情報交換ができるとおっしゃってました。
貴重な宝物を公開いただき、ありがとうございました。Kさんに深謝!
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先週、本を借りに行った図書館のロビーで「懐かしのアメ車・欧州車のカタログ展」をやっていました。
ハイブリッドや電気もいいけど、やっぱ車はこうでなくちゃ、という声がどこからか聞こえてきそうな今日この頃です。
コメント
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コメント (2)
取材に来ていただいてありがとうございました。
これからもピカピカを維持しながらミニと付き合っていこうと思ってます。
また記事につまったら取材お待ちしてます。
赤ミニのりちやんでした
コメントありがとうございました。こちらこそ、貴重なお話しをたくさんお聞きできて楽しかったです。
鬼頭さんのように熱い心をもって打ち込める生涯のテーマを早く見つけたいと思ってます。
機会がありましたら、またよろしく!