なぜブログを書くのでしょうか その3
書けない理由として、「ネタ切れ」という言葉があります。
私も時々使いますが、実際にはネタは探せばいくらでもありますので、正確には「アイディア切れ」ですね。「ネタの調理方法・切り口・アレンジの方法が思い浮かばない」ということでしょう。
アイディア切れに魔法はききませんが、それでも何とか付け焼き刃でもいいので、という方のご参考に、私がやっていることをご紹介したいと思います。
一部は「マル秘・私が実践してきた文章作りノウハウ」とダブりますがご容赦のほど。
◆企画…ネタ探しの取り組み方
- ユーザー・消費者の視点で考える 何が便利か(不便か)、何を求めているか
- 日頃から自分のテーマを継続して意識するようにする
- テーマだけでなく、テーマから発展・連想されるネタも探す
- テーマとまったく無関係なもの(とテーマの組み合わせ)を考えてみる
◆ネタの見つけ方(情報源)
- 依頼主との会話の中にヒントがないか考えてみる
- Web検索…複合検索で調べる
- 検索エンジンを変えて調べる ※いろんな分野の検索エンジンがあります
- ツイッターなどで話題のキーワード・タグを調べる ※専用ツールがあります
- 本屋さんでテーマに関係しているジャンルの棚にある本の背表紙を眺める、気になった本に目を通す、余裕があれば買って読む
- 図書館でテーマに関係しているジャンルの棚にある本の背表紙を眺める、気になった本を借りて読む
- そのテーマに強そうな人にたずねる
- ふだんからテーマに関連した情報を発信しているサイトを見つけておく ※サイトの信頼性に要注意
- ふだんから新聞を読む 社説、天声人語、素粒子などのコラム
- ふだんから週刊誌・雑誌の広告を読む
◆文章作り…見つけたネタの加工(注意!ネタをそのまま使ってはダメ)
- テーマについてできるだけ自分流に考えてみる
- 思いついたネタ・アイディアに関する素材を集める・作る メモ、写真、イラスト、図表、リスト…
- 思いつかないときは、複数の情報源からネタを集める
- ネタを選ぶ どのネタがタイムリーか、面白いか、書きやすいか
- 原文をバラバラにしたあと、自分の言葉に書き換えて再構築する
- 関連用語、関係性を図にして眺めながら考える
- 素材を集める・作る メモ、写真、イラスト、図表、リスト…
- まず初めに、自分の言葉で結論を書く。そのあと結論に沿ってネタを展開し練り上げていく
以上の中で、実際には最後の文章作りが一番難しい部分ですが、素材がそろっていれば、それほど時間はかからないのではないでしょうか。
アイディアのひねりだし
企画・ネタの加工・文章作成の段階で、発想法を使うときもあります。
私は、オズボーンのチェックリスト、KJ法、マインドマップを利用することが多いです(といっても、年に数回程度ですが)。わかりやすく、比較的手間もかからないからです。
◆なぜ? をつきつめる
トヨタでは「なぜ?」を5回繰り返し問いかけ、問題を見つけ出しているそうです。
私は昔から無意識に(頭の中で)あらゆることになぜ?を発し、自分なりの答をだすことを習慣にしてきたつもりでしたが、まだまだ甘かったようです。問いかけをしないと、知ったつもりのまま(知ったかぶりで)人生を終わっちゃいますね。
◆オズボーンの9つのチェックリスト
転用/応用/変更/拡大/縮小/代用/再配列/逆転/結合
※広告制作の技法として有名です。詳しくは各自お調べください。
◆その他の発想法
KJ法、NM法、マインドマップ、ブレインストーミング、マンダラート、他
やる気の出し方
じつは、アイディア切れ対策よりも難しいのは、やる気の出し方ではないでしょうか。
やる気さえ出てくれば、アイディアも自然にわいてくるはず。
◆書く道具を変えてみる
- ペンと紙…ペン・インクを変える、紙を変える(メモ用紙、大学ノート、手帳など)
- iPhone・iPadのメモアプリを変えてみる
- パソコンのソフトを変えてみる
- 縦書きで書いてみる(パソコン)
- デバイス(iPhoneやパソコンなど)を買い換える(お金はかかりますが、技術は日々進歩しているので快適性がアップ→リフレッシュ効果はあります)
◆執筆環境を変えてみる
- 机・椅子を変えてみる
- BGMを小さく流す(歌詞のないクラシック系が最適)
- 部屋の模様替えをする
- 部屋を変える
- 喫茶店や図書館に行って書く
◆自分へのご褒美を用意する
- 終わったらおいしい物を食べられる、見たかったドラマが見られる、ギャラが入る…
◆健康管理
- 睡眠時間の確保
- 風邪や怪我を長引かせない
- ウォーキング(私はこれが難しい…)
これらの中から自分ができそうなことを見つけてやってみてはいかがでしょうか。やる気が出てくる自分なりのきっかけやパターンが見つかれば、気持ちに余裕が生まれてくると思います。
仕事や業務命令では無理はいえませんが、ほんとはブログを作ることを楽しんでいきたいですね。気のもちようですが、楽しめないと時間がもったいないです。
「なぜブログを書くのか」は、とりあえずこれで終えますが、「書く」について、今後さらに形を変えて気づいたことを記していきます。
ではまた。
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